2015年8月21日
怪我予防だけではなく、パフォーマンス向上も期待できる
スポーツ用マウスピース(マウスガード)は、激しいスポーツをする際に、お口や顎の怪我を予防するものです。
弾力のある材料で作られており、上の歯の全体を覆うように作られています。スポーツ用マウスピースはボクシングなどの激しいスポーツでおなじみですが、スポーツ界ではマウスピースの効用が徐々に認知されつつあり、各競技団体の装着の義務化や推奨によってマウスピースの使用者は増加しています。
通常、歯科医院でマウスピースを製作すると3万円前後かかるのが一般的です。なかなか作る気にならないのではありませんか?
当クリニックの近くには東京女子体育大学・東京女子体育短期大学があり、マウスピースを作りたいけど高価で作れないという学生さんに考慮して、コスト削減(院内技工)をし、5,000円(税抜)という安価にて製作することができるようにいたしました。
少しでも多くの方に安全にスポーツを楽しんでいただきたいと思います。ぜひお試しください。
スポーツ用マウスピースのメリット
マウスピースを装着することで口やアゴなどへのケガから保護するだけでなく、全身運動時にマウスピースを装着し、噛みしめることで、首周りの筋肉の活動を上げることができます。
首を少しでも強く固定することで、脳へのダメージを軽減したり、頚椎の損傷を軽減させられる効果が期待できます。
スポーツ用マウスピースの効能
スポーツ用マウスピース(マウスガード)は、コンタクトスポーツ(相手との接触があるスポーツ)において、歯・顎関節を守ることを目的としたものです。装着することで、以下のようなことが期待されます。
●歯を喰いしばることによる、歯の損傷、顎関節症の予防効果
●歯による口腔内の裂傷予防
●衝撃による脳への振動の軽減
●不意の事故への予防効果(転倒時や、衝突時の自らの歯のガードや、相手への損傷緩和)
ご自身に合ったスポーツ用マウスピースの製作を
従来、歯科医によるスポーツ用マウスピース(マウスガード)のオーダーメイド製作は、プロのスポーツ選手がほとんどでした。
しかし、近年のスポーツマウスピース需要の高まりによって、製作技術・製作機械の普及などによるコストダウンがはかられ、誰でも手軽に専用のマウスピースを作ることができるようになりました。
最近はアマチュアスポーツ選手の中でも、マウスガードを使用する方が増えてきました。マウスガードのもっとも大きな役割は、破折や欠損から歯を保護すること。また、脳しんとうの症状軽減にも効果的なことから、ボクシングやラグビーなどではマウスガードの使用が義務付けられています。
しかし、市販されているマウスガードでは一人ひとりの異なる口腔内環境・形状に十分に適合せず、「合わない」「外れやすい」「歯を十分に保護できない」ということにもつながりかねません。
そこで当クリニックでは、歯型を採取した上で完全にフィットするマウスガードをオーダーメイドで製作しています。ぴったり合ったマウスガードなら、装着時の息苦しさや発音のしにくさなども解消します。また、市販品と異なり、オーダーメイドのマウスピースは自分の歯から成形した「型」からおこすので、「しゃべりにくさ」が少なく、会話の明瞭さとフィット感の向上が図られ、「スポーツ中は常に付けておく」為の重要な要素となっています。
スポーツ時には自分にぴったりなマウスガードを
◆マウスピース装着に有効性のあるスポーツ
ボクシング・重量挙げ・ハンマー投げ・レスリング・テコンドー・空手道・柔道・剣道・キックボクシング・アメリカンフットボール・ラグビー・フリースタイルスキー・サッカー・バスケットボール・ハンドボール・ラクロス・アイスホッケー・インラインホッケー・アグレッシブインラインスケート・野球など
◆マウスピース装着が義務付けられているスポーツ
ボクシング・ラグビー・ラクロス(女子)・キックボクシング・
インラインホッケー・アメリカンフットボール・空手
◆マウスピース推進されているスポーツ(格闘技)
相撲・テコンドー・空手・キックボクシング・柔道・レスリング・
マーシャルアーツ
オーダーメイドのマウスガードをお作りになりたい方は、西国立西友前の歯医者「羽衣歯科クリニック」へご相談ください。部活動で汗を流している中学生・高校生・大学生の方からのご依頼も増えています。
チームでおそろいのオリジナルデザインやプレゼント用のイニシャル入りの製作など様々なご要望にお応えします。お子さんの成長に合わせた微調整や、定期的な作りかえをご希望の場合もお気軽にご相談ください。
2015年8月20日
地域に密着し、ご本人やご家族の方の希望に合わせた診療
通院できず、歯の治療をあきらめてしまった方、ご自宅・施設・病院などへ歯科医師が訪問診療いたします。
当クリニックでは、ご高齢の方々に「快適な食生活」を送っていただくという事に重きを置き、平成27年9月より週に1回訪問歯科診療を始めます。
訪問歯科診療とは、ご自宅や病院や介護施設等へご入院・ご入所されている方へ歯科医師、歯科衛生士が専門の機材を持ってお伺いし歯科診療を行なう医療サービスです。通院に伴う患者さまの身体的負担、また介護をされているご家族の負担も軽減することができます。
当クリニックのスタッフは、「より多くのご高齢の方に、食べる喜びと生き甲斐を」の言葉を大切にすべての患者さまと向き合っていきます。
地域に密着した歯科医院として、当院近辺にお住まいのご自宅で身内の方の介護をされているご家族のお力になれれば嬉しく思います。
当クリニックの訪問歯科 診療案内
入れ歯の製作・修理・調整
入れ歯の調整・修理・新規製作などを行います。
お口に合わない入れ歯をそのままで使用されていたり、入れ歯を外したままで召し上がるお食事は苦痛以外のなにものでもありません。現在お使いになられている入れ歯に不具合がある場合には速やかに調整・修理し、必要であれば新規に製作いたします。
口腔ケア、歯石の除去、ブラッシング指導
高齢化に伴って物を噛んだり飲み込んだりする力が衰え、口の中の衛生状況が悪化すると肺炎などのさまざまな危険を招く要因になるといわれています。介護をされているご家族・ヘルパーの方などが、お口の中までのケアをなさる時間的余裕はなかなか難しく、更に毎日の歯磨きだけではお口の中のケアが決して充分とはいえません。
歯石・歯垢を取り除く専門的口腔ケア、適切なブラッシング指導は、口の中の状態をより健康的に改善し、「食べる」喜びを再認識していただくことができます。
虫歯の治療・歯周病の治療・その他
専用の機材をお持ちして、虫歯・歯周病の治療など歯科医院と同じ治療を行なうことが可能です。虫歯や歯周病などお口の中の病気は早期発見、早期治療が一番です。
冷たいものを飲むと歯がしみる、歯と歯の間にものが詰まるといった事は、小さな虫歯のサインかもしれません。大きく進行する前に治療をすることが大切となります。
摂食・嚥下障害のリハビリテーション指導・訓練
現在肺炎は日本の死亡原因の第3位であります。うち65歳以上の高齢者では、誤嚥性肺炎が6割以上とされており、その直接的原因は摂食・嚥下障害によるものであると言われております。
当クリニックでは鼻咽頭ファイバースコープ(内視鏡)を導入し、ご自宅や施設・病院などで嚥下機能検査を行ない、患者さまの摂食・嚥下状態を評価し、食事形態の指導や、摂食・嚥下障害のリハビリテーション指導・訓練など必要に応じたフォローアップを行なっております。
その他
介護施設、病院などのスタッフ様、入居者様などへのブラッシング指導等の講習
対象の方・対応エリア
対象の方歯科医院への 通院が困難な方 |
施設にご入所・ ご入院されている方 |
ご担当の患者さまが お口のお悩みをお持ちの方 |
---|---|---|
■高齢者の方や体が不自由の方 ■寝たきりの方 ■障害をお持ちの方、など |
■介護施設 ■老人ホーム ■病院、など |
■施設や病院の方 ■ケアマネージャーの方 |
対応エリア
大変申し訳ございませんが、現在は下記の範囲内のみの診療とさせていただいております。
立川市・国立市・東大和市・昭島市・日野市・国分寺市・武蔵村山市
※その他の住所の方はご相談ください
治療費用
外来(通院)の時と同じように、各種保険をお使いいただけます。
◎国民健康保険
医療費の三割が一部負担金となります。
◎社会保険
医療費の三割が一部負担金となります。
◎老人保険
医療費の一割(または三割)が一部負担金となります。
◎障害者手帳をお持ちの方
原則、無料です。心身障害者医療費補助制度が適用されます。
「心身障害者医療費助成申請書」を自治体に提出済みの方に限ります。
一部立替払いとなる地域もありますが、その場合は後日、自治体より返金されます。
なお、お住まいの地域によっては有償での診療になる場合もございます。
◎生活保護の方
原則、無料です。医療券をご準備ください。
◎介護保険
在宅での「口腔ケア」でご利用いただけ、1か月の利用回数上限は4回までとなります。
医療保険と介護保険が同時にご利用いただけます。
※社会保障制度が変わると、それに伴って変更される場合もあります。
お申し込み・診療の流れ
1. お電話でお申し込み
「訪問歯科診療を希望」とお伝えください。
9:30-13:00 / 14:30-20:00 (土曜は19:00まで・日曜は午後休診)
休診日:木曜
現在のお口の状態・お悩み等をお聞きします。
その後、お名前・ご連絡先・ご住所・お伺いが可能な日程・お時間等などお聞きして担当者より折り返しご連絡いたします。また、訪問診療でご不明な点があればお答えいたします。
2. 日程等の打合せ
担当のスタッフより折り返しお電話し、診療日についてご相談させていただきます。
3. ご訪問
まずは歯科医師がお口の状態を診査し、現在の状態などご説明します。
治療が必要な場合は治療計画等を更に詳しくご説明し、ご了承いただいた場合は、その日から治療や口腔ケアを始めていく事が可能です。
4. 定期的な検診・口腔ケア
治療終了後も、定期的な検診のご連絡や専門的口腔ケアなどのご案内等、アフターケアもしっかり行っております。